妊娠時の下腹部痛について
下腹部痛は妊娠中に起こる症状の1つです。
妊娠経過と共に子宮は少しずつ大きくなっていくので痛みを伴い、その痛みが生理痛に似ているのです。
妊娠の初期段階でこの痛みを感じる妊婦さんは多く、だいたい役1ヶ月ほどで治まるケースが多いようです。
今まで生理痛が無かったという女性にとっては不安にもなる痛みかもしれませんが、我慢できる程度だとか、動ける程度の痛みであればあまり心配はいりません。
痛みの頻度については個人差があり、1日中下腹部が痛いという妊婦さんもいれば、日に数回程度だという場合もあります。
家事をしているうちにいつの間にか消えていたというケースもあるようです。
ただ、妊娠初期というのは油断できない時期でもあるので、下腹部痛がある時にはできる限り体を休めて安静にしているようにしましょう。
下腹部痛を気にし過ぎて落ち込んでもいけませんし、我慢できない程の激痛や、痛みに伴う出血が現れた時にはすぐに病院に行きましょう。
妊娠初期は流産しやすい時期だということを受け止め、少しの違和感も不調も後回しにせずかかりつけの産婦人科に行きましょう。
大した事なければ安心できますし、万一の場合でも早急な処置で最悪のケースを回避できることもあります。
自己診断もある程度までは大事ですが、医師の助言も大事にしていきましょう。