アフターピルと低用量ピル・歴史の違い

緊急避妊のためにはアフターピル。
日常的にしっかり避妊するなら低用量ピルが主流になっています。
ピルの歴史や、この二つのピルの流れの違いについてのご紹介です。
1950年代アメリカでは、人工妊娠中絶が繰り返されていました。
当時の運動家マーガレット・サンガー女史などは、このようなことから女性を守るために、女性が自分で避妊をすることができるよう、避妊用具のペッサーリーを普及させる運動などを行っていました。
つまりこの頃から女性は受け身ではなく、自分の意志による避妊ということが重要視されるようになったのです。
そして1960年、マーガレット・サンガー女史や、ミン・チュエ・チャン博士、牧師のジョン・ロック氏らとともに、グレトリー・グッドウイン・ピンカス博士は研究を進めていき、とうとう1960年には合成ホルモンによるピルが誕生したのです。
しかしその頃のピルは副作用は強く、日本でもピルと言えば副作用というイメージが深く残ってしまいました。
当時はアフターピルや低用量ピルはまだなく、中用量ピルや高用量ピルのみで、吐き気、頭痛などの副作用だけでなく血栓が出来やすくなり、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクもあったのです。
現在は技術も進化し、できるだけエストロゲンの量を落とすことができるようになり、副作用もだいぶ抑えることができるようになりました。
いわゆるこれが、現在主流の低用量ピルなのです。
そして強姦などの犯罪に遭ってしまった女性や、どうしても避妊ができなかった女性に対して、救済としてアフターピルが作られるようになったのです。
それによって副作用はあるものの、性交後数十時間の間に服用すれば、妊娠せずに体を守ることができるというものです。