継続する不妊治療
何年も不妊治療を続けた末に、赤ちゃんを授かるご夫婦もいます。
その一方では、もっと短期間で妊娠できたというケースがあったり、十年も不妊治療を続けているのに成果が出ずもうあきらめかけているというケースもあります。
不妊治療は、続ければ続けるほど精神的にも経済的にも負担がかかってきます。
一つの治療法で成果が出なければ、別の治療法を試すことも珍しくありません。
中には、不妊の原因がなかなかわからない場合もあります。
そのため、様々な治療法や検査を試して、何が原因なのかを探りながら模索的な不妊治療をしていかなければならないのです。
不妊治療での平均的な妊娠成功率は、30%程度。
年齢が上がれば、この確率も下がっていく可能性があります。
高度な不妊治療とされている体外受精も、3回同じ方法を試して失敗したら、別の方法を移るという病院が少なくありません。
もちろん信頼できる医師と出会えればこれに限ったことではないとしても、不妊治療を継続するか否かは大きな問題としてのしかかってくるでしょう。
そんなことからも、夫婦で力を合わせることは重要です。
食事や生活習慣面でも共にすることが多いご夫婦だからこそ、お互いに
気をつけ合って生活を改善していくことも結果に関係してくるでしょう。
残念な結果になったとしても、2人で精一杯頑張ったという経験が残れば、赤ちゃん以上に大事な絆になることもあります。
何より、信頼できる医師を探すこともあきらめないようにしましょう。